ヴァンピール人形～汝の名はヴァンピール 血と性を貪る淫花～

松木 ショコラ

天涯孤独の青年、悠輝。ある雨の夜、彼は見知らぬ少女、咲夜と出会う。
初対面の筈だが、咲夜は悠輝を見るなり涙を流し、抱きついてキスをしてきた。
その勢いに流され、つい咲夜を自宅に連れ帰ってしまった悠輝だが、
咲夜の淫らな躰に溺れる内、彼女が何者か等どうでもよくなってしまう。
いつしか悠輝は咲夜をかけがえのない存在だと思い始めていたが、その頃から町に異変が起こる。
度々男性の変死体が発見されるようになったのだ。
そして悠輝の目を盗み、夜間に外出する咲夜…。
咲夜の行動に悠輝は思い悩むが、聞く事ができないでいる内に彼女は何者かに攫われてしまった…！

農園に滴る、甘い年下の雫

松木 ショコラ

…女の人の「やめてくれ」は「もっとして」だって。そうだよね？
父が遺したコーヒー農園とホテルを守るため、インドネシアでひとり頑張ってきた私。
でも、その夢を一緒に叶えてくれると信じていた大切な渉さんが事故で行方不明に…。
ショックで何も考えられない私の寝室に現れたのは、ホテルの日本人宿泊客の光流（ひかる）くん。
年下のかわいいバックパッカーだと思っていたのに、強引に抱きしめられて…。
若くまっすぐな瞳に射抜かれて、躰を支配され溺れていく私…。 南国の熱い夜は更けていく…。